海外の格安航空会社の特徴・評判

【サウスウエスト航空(アメリカ)】
・特徴
サウスウエスト航空は、アメリカはテキサス州の航空会社です。
1971年の運航が開始され、徐々に利益を上げはじめ、2007年には世界8位の旅客キロ数となるほどまでに成長したローコストエアラインです。
機内食を出さない、航空機の地上滞在時間を短縮する、といったコスト削減を徹底することで、他社よりも利益を上げることができ、さらには、アメリカ同時多発テロ以降、国内で唯一レイオフをとらなかった航空会社としても注目が集まりました。
客室に指定席がなく、定員制の自由席になっていて、客席がすべてエコノミークラスとなっているのが特徴的です。
また、Air Transport World」というアメリカの航空雑誌が主催する賞に2度も受賞するなど、国内線だけに特化する航空会社としては異例の評価を受けているローコストエアラインと言えます。

・評判
格安航空会社ということで多少の遅延は覚悟したほうが良いかもしれません。
遅延が1時間程度になることもしばしばあるので、予定の計画には時間にゆとりをもつようにした方が良さそうです。
しかしながら、何度も遅延を経験している方もいれば、一度も遅延の経験がない方もいますので、やはり状況によるのかもしれません。
また、常連の方は、早めにチェックインして早めに登場して席選びするなど、それなりの工夫をしているようです。

【春秋航空(中国)】
・特徴
春秋(しゅんじゅう)航空は、2004年に設立された、中国の上海を拠点とする格安航空会社です。
中国で初めて民間資本系航空会社として発足した春秋航空が注目されるようになったのは、ずばり運賃の安さです。
例えば、最近完成した茨城空港から上海までの片道は4,000円というかなりの格安運賃で、往復4,000円の検討も噂されているほどです。
2013年には成田国際空港への乗り入れも検討しているようで、これからも日本でますます注目されていくでしょう。
実際に、10カ所の日本の空港から問い合わせがきているようで、その人気はウナギのぼりといったところです。

・評判
機内食はなく、配られるのはペットボトルの水のみですが、短時間のフライトなので、むしろ機内食をいらないと思う方が多いようです。
また、すべてエコノミー席ですが、やはり短時間フライトということで、苦にはならないと評価されています。
ですので、よほどの飛行機好きでなければ特に問題はなさそうですね。

【ライアンエアー(アイルランド)】
・特徴
ライアンエアーは、アイルランドを本拠地とする格安航空会社です。
1985年の設立後、格安を売りに規模を拡大し、今では国際旅客数で世界最大となるまでに成功したローコストエアラインです。
その安さには本当に驚くばかりで、ロンドン‐パリ間の運賃はたったの0.99ユーロというほどです。
この航空運賃の激安料金は日本でも話題になり、今は事前購入の割引として0.01ユーロの運賃で設定されているなど、未だにその安さに陰りはみられません。
安さを実現させた背景には、大都市の国際空港を利用せずに、例えば、ロンドンで3番目に大きいロンドン・スタンステッド空港へ就航するなどしてコストを削減することで、このような激安料金での提供が可能となっていると言います。

・評判
手荷物を預けると20ユーロになるため、運賃よりも高くなってしまいますが、手荷物は機内への持ち込めば20ユーロ支払わなくても大丈夫です。
ただ、リクライニングができないように席が固定されているので、短時間フライトでも少しくらいはくつろぎたいなんて方にはちょっとキツイかもしれません。
ゴミ掃除も経費削減対象なのかはわかりませんが、ゴミが捨てられないようにシートポケットがないのが少し不便に感じるかもしれません。
お腹が空いたときは、コーヒーやお菓子を買うことができますが、免税品のくじのロト販売が少し目障りのようです。
ただ、やはりその航空運賃の安さを考えたら、十分すぎる待遇かもしれませんね。

【ヴァージン・ブルー(オーストラリア)】
・特徴
ヴァージン・ブルーは、オーストラリアのブリスベンに本拠地を置く、国内線の格安航空会社です。
2000年の運航開始以降、オーストラリアのすべての主要都市と有名な観光地への就航を拡大させたこと、さらにライバルであったアンセット航空の倒産によって、多くの顧客獲得に成功したローコストエアラインです。
現在では、オーストラリア最大のカンタス航空のライバル関係にあり、互いにしのぎをけずるまでに成長しました。
格安運賃を実現している背景には、機内サービスの有料化、インターネットからの予約、航空券のプリンター印刷などによって、低コストでの運営を図ることができ、今の格安運賃での提供を可能にしているようです。
また、ヴァージン・ブルーという名称でありながら、真っ赤な塗料を使用した機体がなんとも特徴的です。

・評判
座席が革張りになっていてちょっと高級感がありますが、座席の間隔は少し狭く感じる方もいるようです。
一人で旅行へ行く方は少し難儀かもしれませんが、友人や家族と行かれるのであれば、何せ格安ですから、多少狭くても問題はないでしょう。
また、搭乗券がスーパーのレシートのような紙きれなので、飛行機ファンにはちょっとさみしいですが、事足りることですからこれも特に問題ないでしょう。
ただ、機内食がないのはいいですが、水が有料というのは少しキツイかもしれませんね。

【ゴル航空(ブラジル)】
・特徴
ゴル航空は、2001年に設立されたブラジルの格安航空会社です。
サウスウエスト航空やライアンエアーのように格安航空会社として成功を収めた航空会社をビジネスモデルにしたことで、ブラジルで初めて格安航空会社として成功を収めました。
航空大国のブラジルで格安航空会社として成功を収めた背景には、インターネット予約やEチケット、座席の指定不可による人件費削減と中間コスト削減の成功がありました。
これに、低所得者の顧客獲得、さらに当時ブラジルで多くの方が利用していた長距離寝台バスの顧客の獲得にも成功したというわけです。
現在は、ラテンアメリカやカリブ海近隣の国にまで就航し、人気を博しています。

・評判
4時間ほどのフライトでお菓子が2種類と飲み物がサービスとして提供されるということですが、質素と感じるか十分と感じるか人によると思いますが、やはり格安航空会社ということを忘れてはいけないと思います。
出発の時間は遅れやすいようですので、時間にシビアな方は少し不満に思うかもしれません。
とは言うながらも、すべてを日本基準で考えるのは無理があるかもしれませんね。
また、対応が英語に加えてポルトガル語もあるということなので、少しくらいは理解できるとさらにいい旅になると思います。

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